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製品開発相談

極厚銅めっき鉄線

すべては、衝動買いから始まった。

創業社長がヨーロッパでの研修旅行中に偶然目にしたイタリアメーカーのめっきライン。きっと役に立つと確信し、日本に持ち帰りました。
どのようなめっきに使ったらいいのかを思案していた最中、電線メーカーの技術者から「懐中電灯の電池ばね用のワイヤーはどうだろうか」とアドバイスを受け、CP線の製造を開始しました。

強みは少量多品種での対応。

当時はCP線の需要が多くあり、大手電線メーカーが大型めっきラインで製造していました。ところが時代の流れと共に多品種・小ロット化していき、大型の設備での生産は急速に競争力を失っていきました。大手メーカーが製造を中止したり、海外生産へシフトする中、光洋鉄線のめっきラインは多品種・小ロットでの生産が可能であったため、CP線の販売量を順調に伸ばしました。衝動買いのめっきラインは、極厚銅めっきの技術を磨くきっかけとなっただけでなく、ユーザーメニューに合った小ロット生産など、顧客対応力も高め、私たちの大きな強みの基礎を築きました。